奈良県 - 葬儀オンライン
火葬場併設、付き添い安置可能な斎場がある奈良県
葬儀ほど昔ながらの風習を残しているものはないといえるかもしれません。その土地にいなければわからないことも多くあるので、違う地域から参列する場合には、葬儀社などに前もって問い合わせる必要もあります。しかし、それも徐々にではありますが、それも現在は変化の傾向があります。
昔はどこでもお葬式は近所の人たちが手伝っていました。奈良県でも近隣地域の連携が深く、お葬式を手伝うことは常識とされていましたが、最近はだんだんとその関係も希薄になっています。以前は自宅で葬儀を行うことが一般的でしたが、最近ではほとんどが斎場で行っているようです。
奈良県内には、公営、民営ともに火葬場併設の斎場があります。様々な事情で故人を自宅に連れて帰ることも少なくなっている現在は、遺体を安置する設備がある斎場が多く求められていますが、奈良県にも付き添い安置ができる施設をもつ斎場があります。
葬儀を奈良県にて出席される方の基礎知識
奈良県にて葬儀に出席される方にとってその地方のしきたり、葬儀事情を知ることはとても大切です。奈良県にて、枕飾りを設置する際に、「内位牌」と「野位牌」という２つの位牌を用意する事があります。県外の方にとってはわからない仕組みです。
まず「内位牌」とは通常のお葬式でも使われている白木の位牌のことですが、もうひとつの「野位牌」とは、昔、土葬があった時代に、墓に置くための位牌だったと言われています。その習慣だけが残っています。位牌が複数あると不思議に感じますが、仏教の教えからするとさほどおかしくないと言われます。
「位牌」に故人がいるのではなく、例えばあの世への窓口のようなものとされています。その向こうに故人がいるとすれば、別に窓口がいくつあってもかまわない」と教えてくれるお坊さんもおられます。なんか電話の子機のような印象を与えますが、親しみの沸く風習とも言えます。