身内が亡くなった場合、葬儀などでバタバタします。会社に勤めている場合、7日間程度の忌引きの休みを取得することができます。しかし、入院した場合は病院への支払いや葬祭場への手配など、やらなければならないことが山積しています。
もっとも大事なことは、葬儀が終わったら可能な限り早い時期に、お世話になった方々に、できる限り喪主自身がお札のあいさつに伺うことです。都会ではあまり見られなくなっていますが、地方においては、隣近所や町内会がお手伝いをしてくれる場合がありますので、その方々へのあいさつは欠かすことができません。
また、亡くなった身内の勤務先にもあいさつに伺うことになります。さらに、自分の勤務先から会葬に来てくれる場合もありますし、手伝いをしてくれる場合もあります。忌引き休暇を取得していますので、その期間内にあいさつに行っておいた方が無難です。
また、弔電や供物をいただく場合もあります。弔電や供物を下さる場合は、遠方に居住していて参列することができない場合が多いです。このため、直接伺うことが難しい場合は、礼状を出すことになります。当日会葬に来られ、香典をいただいた方には、その場で香典返しとともに会葬礼状をお渡ししていますので、改めてあいさつに伺う必要はありません。
手伝っていただいた方へは、最近は心付けとして金品を持参することが多くなっています。品物を贈る場合は、菓子折やタオルなど実用的なものになります。